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ライデンフロスト効果

 投稿者:郷人  投稿日:2009年 8月27日(木)17時52分22秒
  通報 編集済
   熱したフライパンに水滴を落とせば蒸発する。フライパンの温度が高ければ高いほど、蒸発するまでの時間は短くなる。しかしある温度をこえると、逆に蒸発までの時間が長くなる。フライパンが高温になると、水滴はなぜか蒸発しにくくなる。

 その理由は、フライパンと水滴のあいだに水蒸気の膜ができるからだといわれている。フライパンの熱さが一定の温度をこえると、落とされた水滴がフライパンに接触するよりも一瞬早く両者のあいだに水蒸気の膜ができる。この膜が水滴を保護する。その結果、蒸発までの時間が長くなる。

 これはライデンフロスト効果と呼ばれる現象である。ライデンフロスト効果によれば、高温に熱してドロドロに溶けた鉛のなかに指を入れても、水蒸気の膜に保護されて、指はしばらくのあいだは守られるという。

 目の前にドロドロに溶けた鉛がある。この鉛のなかに指をつっこんでも、理論的には大丈夫である。さてあなたは、自分の指をこのなかに入れる勇気があるだろうか。

 「人間は神の子だから大丈夫だ」といわれても、やっぱり躊躇するときは躊躇する。いくら「大丈夫だ」といわれても心配だ。人生の大問題を前にして、神を信じて身を投げ出すなんてこと、いくら「大丈夫だ」といわれても、やっぱりできませんよね。
 
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